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交通事故に関する用語集 わ行

わ行の用語

和解[わかい]

民事上の紛争で、当事者が互いに譲歩し合ってその争いをやめることを法律上、「和解」といいます。和解には大きく分けると、裁判外での当事者間の合意による和解と、裁判所によって行われる裁判上の和解があります。裁判上の和解の場合には、判決と同様の効果があるとされ、相手方が合意の通りの支払をしない場合には、ただちに強制執行などの措置を取ることができます。

交通事故においてよく使われる「示談」という言葉は、裁判外での和解のこといい、加害者側と被害者側の当事者間だけで解決を図ることをいいます。

裁判外での和解(示談)には、判決ほどの効力はありませんが、一度、示談書などが交わされてしまうと、後日、この内容を覆して争うことは難しくなるので、裁判外での和解であっても慎重に行わなければなりません。

賠償額についてすこしでも不安がある場合には、和解をする前に弁護士に相談することが重要です。

ワルテンベルグ徴候テスト[わるてんべるぐちょうこうてすと]

頸椎捻挫(むち打ち)などで、中枢神経の障害が疑われる場合に実施されることがあります。患者と検者(医者・理学療法士)は親指以外の4本指を曲げて、引っかけながらお互いに引っ張り合いをします。親指が内側に曲がる場合は、錐体路障害が疑われます。

腕橈骨筋反射テスト[わんとうこつきんはんしゃてすと]

頸椎捻挫(むち打ち)などで、脊髄や末梢神経の障害が疑われる場合に実施されることがあります。検者(医師・理学療法士)は片方の手で患者の肘を支え、腕橈骨筋付近を検査器具(ゴムハンマーなど)で叩いて反応を確認します。反射が強い場合は、脊髄や大脳に障害が疑われ、反射が弱い、もしくは、反射がない場合は、神経根など、末梢神経の異常が疑われます。