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弁護士はどう選ぶ?交通事故の弁護士を選ぶポイントを解説

[ 公開日:2022/06/27 ] [ 更新日:2024/09/12 ]
もらい事故

交通事故の被害にあい、弁護士を探したいと思っても、たくさんの法律事務所のサイトが出てきて、どの弁護士に相談・依頼をすればよいのかわからず、お困りではないでしょうか。

実は、弁護士なら、法律事務所ならどこでもいいというわけではありません。
この記事では、どのように弁護士を選べばいいかを解説します。

この記事でわかること
  • 交通事故の弁護士選びのポイント
  • 交通事故の弁護士の探し方
  • 交通事故を弁護士に依頼するメリット
目次

交通事故の弁護士選びのポイント

交通事故の被害にあってしまった際の示談交渉は、弁護士に依頼することができます。ここでは、どのように弁護士を選べばいいのかポイントを解説します。

交通事故に注力しているか

医師と同じように、弁護士にもそれぞれ得意分野があります。そのため、交通事故の相談・依頼をするのは、弁護士であれば誰でもいいというわけではありません。

損害に見合った適正な賠償金の獲得をはじめ、交通事故案件を適切に解決するためには、交通事故に特化した経験と専門的知識が重要となりますので、交通事故に注力している弁護士に相談・依頼することをおすすめします。

交通事故案件の解決実績が豊富か

交通事故に注力しているかどうかは、法律事務所の解決実績等から判断することができるでしょう。
そのため、弁護士に相談・依頼をする前に、これまでの解決実績等を確認することをおすすめします。解決実績や過去に取り扱った解決事例などをホームページに掲載している法律事務所も多くありますので、ぜひご相談前に一度確認してみてください。

この人に任せたいと思えるか

交通事故の被害者の方は、ただでさえ交通事故の被害にあい、大変な思いをしていますので、交通事故の知識・経験だけでなく、話しやすさや弁護士との相性も大事です。そのため、実際に弁護士と話をしてみて、「この人に任せたい」と思えるかどうかも弁護士選びの重要なポイントです。

交通事故の弁護士はどのように探す?

「交通事故の被害について弁護士に相談したいけれど、どうやって弁護士を探したらいいのかわからない…」という方も多いでしょう。ここでは、弁護士を探す方法についてご紹介します。

インターネットで探す

いまや多くの法律事務所がホームページを作成しており、交通事故案件の解決実績や解決事例をホームページにて公開しています。ホームページの情報をもとに、法律事務所の交通事故案件への注力の程度をご自身で手軽に知ることができるため、インターネット検索はおすすめです。

ただし、インターネット上の情報から、ある程度相談したい弁護士が決まったあとは、実際に相談した際の弁護士の対応などから、ご自身が依頼したいと思った弁護士に依頼するのがいいでしょう。

人に紹介してもらう

知人が弁護士を紹介してくれる場合には、自分で弁護士を調べる手間が省けますし、知人からどのような弁護士かについても聞くことができる点がメリットです。
しかし、弁護士にも得意分野がありますので、紹介された弁護士が交通事故に詳しい弁護士かどうかは、事前に確認したほうがいいでしょう。

弁護士会、地方自治体に問い合わせる

弁護士会では法律相談を行っており、また法律相談を開催している自治体も多いです。詳細は、お住まいの地域の弁護士会や自治体にお問合せください。

法テラスを利用する

法テラス(日本司法支援センター)は、国によって設立された公的な機関です。収入が一定の金額以下であるなどの要件はありますが、要件を満たせば無料で相談することができます。

無料相談で確認すべき点

多くの法律事務所が無料相談を行っていますので、まずは無料相談を利用してみることをおすすめします。ここでは、無料相談の際に確認すべきポイントを解説します。

事務所の対応がしっかりしているか

対応がしっかりしている法律事務所に相談・依頼したいと思うのは、当然のことです。法律事務所は、弁護士のみならず事務職員も含めたチームで対応することが通常です。無料相談を予約する際の事務職員の対応や、予約した無料相談の時間が守られているかなど、事務所の対応がしっかりしているかを確認しましょう。

被害者に寄り添ってくれるか

交通事故の被害者の方は、交通事故の被害にあって、ただでさえ大変つらい思いをしています。弁護士への依頼後、基本的には相手方との示談が終わるまでの間、弁護士と方針を検討したり、弁護士や事務職員から報告を受けたりする関係が続くことになりますので、被害者に寄り添ってくれるかどうかも重要なポイントです。無料相談の際には、ぜひこの点を確認しましょう。

説明がわかりやすく見通しが立てられているか

言葉の意味をきちんと理解している弁護士ならば、専門用語ばかりを使うのではなく、相談者の方にとってわかりやすい言葉を選んで説明できるはずです。また、交通事故の対応経験が豊富であれば、相談者の方から伺った内容をもとに今後の見通しが立てられるはずです。そのため、説明がわかりやすいか、そして見通しが立てられているかを確認しましょう。

弁護士に依頼すると何が変わるか?

「弁護士に依頼すると何が変わるの?」と疑問に思われている方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、弁護士に依頼した場合のメリットを解説します。

賠償金の増額が期待できる

被害者の方に代わって弁護士が示談交渉を行う場合、通常はもっとも高額となる弁護士基準(裁判所基準)が用いられることが一般的です。そのため、基本的には賠償金の増額が期待できます。実際に増額が期待できるか否かは、事故の詳細や個別の事情により異なりますので、この点を確認するためにも、まずは弁護士に相談することをおすすめします。

面倒な交渉を弁護士に任せられる

任意保険会社は、交通事故の示談交渉を主な仕事としていますので、一般の方が交渉するとなると、とても手強い相手となるでしょう。一方、交通事故案件に携わる弁護士は保険会社と同様、相手方との交渉などを仕事としていますので、弁護士に依頼をすれば、面倒な交渉を弁護士に任せることができます。

示談交渉を有利に進められるようにアドバイスを得られる

治療中は医師の指示に従って治療・通院することとなりますが、ご自身の判断で通院を中断してしまうなど不適切な対応をすると、適正な慰謝料を受け取れない可能性が高くなってしまいます。弁護士に依頼すれば、治療中からでも適切なアドバイスを受けることができるでしょう。

まとめ

この記事では、交通事故の弁護士選びのポイント、弁護士の探し方、無料相談で確認すべき点、弁護士に依頼するメリットの4点について解説してきました。“後悔しない弁護士選び”のご参考になれば幸いです。

交通事故被害でお困りの方は、ぜひお気軽にアディーレ法律事務所にお問合せください。

この記事の監修者
二里木 弓子
弁護士 二里木 弓子(にりき ゆみこ)
資格:弁護士,司法書士(有資格)
所属:東京弁護士会
出身大学:静岡県立大学国際関係学部(中退)
私は、交通事故案件をメインに担当しており、ご依頼いただいた被害者の方々の事件解決に向けて日々奮闘しております。日々の業務に取り組むなかで、依頼者の方から感謝のお言葉をいただくことがあり、そのように喜んでいただけることは弁護士冥利につきます。依頼者の方が適正な賠償金を受け取ることができるよう、引き続き尽力してまいります。