バイク乗車中に車に衝突され頭に強い衝撃を受けた被害者。適切な後遺障害等級が認定されたことで、高額の賠償金を獲得!
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。
Hさん(男性・40代・会社員)
相談までのできごと
Hさんバイクで片側二車線の右車線を走行していた際、左車線で転回しようとした加害車両に衝突されました。
この事故で急性硬膜下血腫、眼窩底骨折、外傷性クモ膜下出血、びまん性軸策損傷と診断され、治療を余儀なくされました。
事故から2ヵ月後、頭部に強い衝撃を受け入院中だったHさんは、今後どのように進んでいくのか不安に思い、当事務所の弁護士に相談されました。
弁護士の対応
弁護士は、Hさんから詳しくお話を伺いました。今後、高次脳機能障害の症状が出る可能性があり、交通事故に詳しい弁護士などに日常生活の微細な変化を感じ取るなどの細かなサポートを行ってもらう必要があることをお伝えしました。
ご依頼後、まずはHさんに治療に専念していただきつつ、高次脳機能障害に該当するような日常生活への影響が出ないか、適切な賠償金を受け取れるよう適切な治療が行われているかについて、Aさんと確認を行っていきました。
そして、事故から430日ほど経ったところでHさんはやっと症状固定を迎えました。幸いにも高次脳機能障害に該当するような目立った日常生活の影響は出なかったものの、複視の後遺障害が残ってしまいました。
そこで、後遺障害等級認定の申請を行ったところ、脳への外傷について12級13号、複視について13級2号がそれぞれ認められ、併合11級の認定を受けることができました。
続いて、弁護士は加害者側の保険会社との示談交渉を開始。保険会社側からの提示が当初800万であり、慰謝料、逸失利益など著しい低い金額となっていました。
弁護士が事故によるケガの日常生活への影響などを主張した結果、保険会社側からの提示が最終的に2,000万円まで増額しました。
弁護士からのコメント
保険会社の提示額は低額となっているケースが多く見られます。特に重傷を追われた場合には、保険会社からの提示金額と妥当な賠償金額との差が大きくなる可能性が高いことから、弁護士に依頼されるのがおすすめです。
また、早期に弁護士に相談すれば、適切な賠償金を受け取るための治療についてアドバイスを受けることができます。