交差点で車に追突された被害者。後遺障害が認定されたことで慰謝料が増額。主婦休損や逸失利益も認められました。

信号のない交差点を歩いて横断中、後ろから来た普通乗用車に追突されてしまったNさん。この事故により、Nさんは大腿骨頚部骨折と診断され、治療を余儀なくされました。

その後、治療が終了したNさんは、保険会社から示談金の提示を受けましたが、このまま示談を進めていいのか疑問を持ちました。そこで、交通事故に詳しい弁護士へ相談したいと考え、当事務所にご連絡くださいました。

弁護士は、Nさんからいただいた資料を確認したところ、主婦の休業損害を請求できる余地があること、後遺障害の等級が認定される可能性があり、認定された場合には後遺症慰謝料が増額できる可能性が高まることがわかりました。そこで、これらの情報をNさんにご案内しました。

ご依頼後、弁護士が後遺障害の申請に必要な資料の収集のサポートを行い後遺障害手続きを進めたところ、10級が認定されました。

続いて、弁護士は加害者側の保険会社との示談交渉を開始。主婦としての休業損害や逸失利益、慰謝料の増額について主張し、粘り強く交渉した結果、当初の提示額から約1,000万円増額の1,200万円の賠償金を獲得することができました。

今回のように、後遺障害の申請を行うことと弁護士が入ることにより、最終的な賠償金額が大きく変わる可能性があります。
示談前に一度弁護士に相談ください。